甲府市にある稲積神社では、毎年5月3日に地元の相撲連盟の方々による奉納相撲が開催されています。
正ノ木祭 5月2〜5日
2日 献木祭
3日 例大祭
4日 二之祭
5日 三之祭 | |  |
由緒
上古時代湖沼地帯であった甲府盆地を第十代崇神天皇の御代四道将軍武淳川別命東征の折、御入国があり、湖岸を切り開き湖水を富士川に落として涸燥して、田圃を造り蒼生愛撫、五穀豊穣、祈願のため、丸山(丸山は今の舞鶴城址)に奉斎したと伝えられる甲斐源氏の祖、一条次郎忠頼丸山に館するに当り、庄城稲荷と呼ばれ氏神として甲斐源氏一条忠頼一族の崇敬する所となっていたが文録年中浅野長政の築城に当り一蓮寺と共に現地に遷された。
徳川時代に入りその神徳、兪に顕はれ常に老若男女詣するもの多くその祭は千両祭といわれ雑踏の光景は今境内に遺存する「まよい子しるべ石」及、嘉永4年諸国の信徒より、奉納された十二支の石燈籠、其の他定着物基に刻んだ文字で明瞭である。明治元年神仏混こう禁止により一蓮寺と離れ、明治9年2月甲府第二区郷社となる。
以て県令藤村紫郎権大書記官簿龍之等に依って、社殿と作物を修築して神地を次て公園としている。 |
ちなみに、第十代崇神(すじん)天皇は歴史上実在可能性が見込める初めての天皇で、開化10年に生まれ崇神68年に没したとされています。
西暦にすると紀元前148年(?)から紀元前30年(?)となり、日本書記では120歳、古事記では168歳ということになります。 |
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