どすこい天城大相撲

明徳寺例祭奉納青年相撲
東司まつり

 8月29日 静岡県伊豆市市山 明徳寺

毎年8月29日に静岡県伊豆市市山の明徳寺どすこい天城大相撲が開催されています。

この奉納相撲は、1994年の青年団解散をきっかけに途絶えていましたが、2008年に地元の若者達の
熱意で復活しました。2009年からは現在の明徳寺に場所を変え、東司まつり奉納相撲、「どうげんさん
の青年相撲」が完全復活ということになりました。

この地方は天平11年(739年)に記された伊豆国国税帳の中の田方郡定正税穀にも載っており、
市山村の名は明治時代初期に政府が各府県に作成させた、江戸時代における日本全国の村落の
実情を把握するための台帳である旧高旧領取調帳にも幕府領であったことが記されているほど、
歴史のある地域であったことは確かです。

そういった地域で村祭りのハレの日に相撲が奉納されていたというのはごく自然なことであったはずです。
その伝統を外部の協力を求めることなく、自分達の努力で復活維持させていることは、他所の祭相撲
にも、良い刺激を与えていると思います。

http://amagi-sumo.blogspot.jp/2009/08/blog-post_4657.html
おもえば何故、相撲を始めることになったのか?

天城は活気を失っている、という危機感。
人口減少、若者減少ということが少しずつ、少しずつ、自分たちの身の回りを脅かしているように
思うのです。実際には消防団員など若者は確かに存在し、この地に生活しているけれど顔が
見えない、という現状がありました。
いまいる若者で、何かができないか、という思い・・・・

どうしてそれが相撲なのか・・・・・
地元天城には百年以上の歴史を持った青年による奉納相撲が15年前から途絶えていたのです。
青年団の解散が主な理由でしたが、若者たちが団結する場も同時に失われました。

いま私たちは、その復活のため、失われた時を戻すため、動き始めたのです!

以前に市山青年団が相撲を取っていた頃から採用していたことを伝承し、廻しは古くなった消防用の
ホースを再利用しています。


2017年 画像





青年相撲の復活前から子供相撲が開催されており、現在も行われています。

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